Brand Story – ALLEN & HEATHをご紹介します!
ALLEN & HEATH(アレン&ヒース)は、イギリスで誕生したミキシングコンソール(音響卓)の老舗ブランドです。1960年代後半、ロンドンの音楽シーンを背景に創業し、当時のトップバンドや音響エンジニアの要望に応える形で、ハンドメイドのミキサーを製作してきました。
現在は、ライブサウンド、設備音響、放送局、DJ用途まで幅広い分野に向けてプロフェッショナルな音響機器を展開しています。また、2013年には世界的なオーディオ企業グループであるAudiotonixの一員となり、DiGiCoやCalrecと同じくグループを牽引する中核ブランドとなっています。
音響エンジニアはなぜその仕事を選んだのでしょうか?
やはり「音をミックスすることが好きだから」です。では、ミックスを心から楽しめる音響卓とは何か?音質の良さはもちろん、「自分のやりたい音作りを自由に行える卓である」とALLEN & HEATHは考えました。
その実現のため、プロセッシングコアには従来のDSPではなくFPGAを採用。各プロセッシングブロックやアルゴリズムを可変ビット深度で処理できるようになり、ノイズを極限まで低減したより精確な音作りを実現します。
また、デジタルミキシングシステムにおいて、入力から出力までどのバス経路をとっても同じバス出力タイプ間でフェーズ(位相)が完全に揃う設計を採用。処理経路ごとに異なるレイテンシーが追加されることによって生じる、メイン出力の位相ずれが起きることはありません。さらに、コンプレッサーやGEQなどの不可欠な信号処理によって追加のレイテンシーが発生しないため、0.7ミリ秒未満という業界最小水準の超低レイテンシー内で音作りを完結できます。
ALLEN & HEATHは常に現場で活躍する音響エンジニアの声に耳を傾け、製品開発に迅速に対応することを重要なポリシーとして掲げています。
ユーザーは公式コミュニティ「Allen & Heath Forum」から欲しい新機能を投稿でき、要望の多い機能から順にR&Dチームによって無料のファームウェア・アップデートに組み込まれます。また、常にトップエンジニアがイギリス本社を訪れてR&Dチームと直接対話を重ねており、現場が「今、本当に必要としている」コンソールを開発・提供し続けています。
ALLEN & HEATHは1970年代、The WhoやPink Floydといった歴史的アーティストのためにカスタムコンソールを製作していました。こうした現場での過酷な経験は、ライブPA音響に求められるダイナミクスや直感的な操作性を深く理解する絶対的な礎となっています。
近年では、FPGAをベースに独自開発したXCVIコアを採用するなど、年々要求レベルが高くなるプロフェッショナルな現場に完全対応できるデジタルミキサーへと進化。現在も、Lewis CapaldiやBillie Eilish、Bring Me the Horizonをはじめとした世界トップアーティストのツアリングを最前線で支えています。
ALLEN & HEATHは、フラッグシップモデルであるdLiveシリーズをはじめ、Avantis、SQ、Quといった強力なデジタルミキサー、さらにZEDシリーズなどのアナログミキサーも幅広く展開しています。
大規模なライブコンサートから、劇場、ホール、設備音響、放送局、さらには中小規模のPA現場まで、用途やシステム規模に応じた柔軟な機材選択が可能です。
日本国内のプロオーディオ市場におけるALLEN & HEATH製品(ライブ/設備/MI向け製品 ※DJ機器を除く)は、ヒビノインターサウンド株式会社が正規輸入代理店として取り扱っています。
圧倒的に優れた音質と直感的な操作性、そして過酷な現場に耐えうる信頼性を兼ね備えたALLEN & HEATHは、日本の多様な音響現場において最適なソリューションを提供します。
ヒビノグループの長年にわたるプロオーディオ機器取扱いの豊富な経験と充実したサポート体制を活かし、現在、ALLEN & HEATHは日本市場での支持を急速に広げています。